能面博物館


能と能面

その昔、奈良、平安時代から庶民の
間で親しまれてきた歌舞音曲や、神
への奉納の舞の集大成が能である。
面と美しい装束を用い、専用の能舞
台で上演される歌舞劇である.

能の物語は話の筋を追うというより
は、物語の主題となる「悲しみ」な
どの感情や、佳境に向かって演じら
れる舞の「高揚感」そのものを味わ
うものである。

能面は、主役(シテ方)が着ける面で
あり、鬼神や亡霊など超人間的な役、
老人と女性の役などに用いられる。

また、能役者に一種の力を与える呪物
の要素があるともいわれる。

能面は、ほんの僅かな動きの違いで表
情が変化し、豊かに感情を表現する

催事

能面の種類